国民健康保険が支払えない、そのまま放置してるとどうなるの?

国民健康保険は健康である内は利用する事が無いものの、怪我や病気のときには必須になるのですが、保険料を支払えない状態でそのまま放置するとどうなってしまうのでしょうか。

国民健康保険が支払えない場合の差し押さえの状況

まず国民健康保険は法律で義務付けられた医療保険で、運営については市区町村などの自治体が行っており、放置すれば保険での医療が受けられません。

また、未納状態が続くと資産の差し押さえも実施されます。

特に会社にお勤めの方が辞めた後には国保の加入手続きが必須になるのですが、この時に手続きを忘れたりまたは収入の関係で支払えない場合もあり、期限までに納付を行わないと自治体から催促の通知書が郵送されます。

郵送と共に自治体から電話連絡があることもあり、この段階でも納付しない場合は通常の保険証ではなく、有効期限がわずか数カ月しか設定されていない短期被保険者証が発行されます。

有効期限が短い事は滞納者に対する一種の催告でもあるのですが、やがて納付の期限から1年間を経過した段階で先に発行された短期被保険者証は有効ではなくなり、代わりに被保険者資格証明書が発行されます。

医療費全額自己負担だけど払い戻しができる被保険者資格証明書

この被保険者資格証明書とは単に保険の資格を有することを証明するための手帳で、滞納が始まってから1年以上1年6ヶ月未満である場合に交付されます。

被保険者資格証明書の特徴としては、通常の保険証のように医療機関で受診をした場合に窓口で医療費の支払いが減免されることは無く、医療費10割をすべてご自身で支払う必要があります。

本来は自己負担分が3割になる所が10割になりますので負担は非常に重いのですが、まだこの段階では病院での支払い後に自治体で払い戻しの申請を行うことができ、7割分の医療費が払い戻しされます。

ただここで一つ注意が必要なのは、すでにこれまでの保険料で多くの滞納があり、払い戻しの金額はまずは滞納分に充当されることから払い戻しされる金額は限られており、実質的に払い戻し分はほとんどないケースが多くあります。

保険給付が全面的に停止、病院の治療が出来なくなる?

続いて国民健康保険が支払えない状態のまま1年6カ月が過ぎてもなおそのまま放置していると、その後にどのような状態に陥るのでしょうか。

まず1年6カ月が過ぎたあとに関しては保険給付は全面的に停止することになり、元より医療費は高額になりますので余裕がない方は病院での治療が難しい状態に陥ります。

またその一方で納付していない分の保険料については自治体による再三の催告が行われ、それでも応じない場合が財産調査を経たうえで差し押さえの処分が実施されます。

差し押さえの対象となるのはご自身の銀行口座や勤め先の給料などを始めとして幅広い財産が対象になりますので、支払えない状態でそのまま放置することなく、相談の上で減額や分割納付などに対応してもらいましょう。

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