コロナショックの大幅安は安く買うチャンス?まだまだ下がる危険な状態?暴落時と反動の心理

コロナショックによって世界的に株価が大きく下げ、多くの企業の株価が暴落とも言える大幅安になっています。

ここで、この状況は「安くなってて買いのチャンス」という意見と「まだまだ下がる危険な状況」という意見に分かれていますね。

コロナショックの大幅安は安く買うチャンス?まだまだ下がる危険な状態?暴落時と反動の心理

株を持っていた人はかなり株価が下がってけっこうなダメージを受けた人も多いでしょう。正直私もそうでした。

ただ、株を持っていなかった人、これから株を始める人にとっては、全体的に安くなっているから参入しやすい状況とも言えます。

とは言え本当に買い時なのか?まだまだ下がるんじゃないのか?安くたってもっと下がるなら意味がない、といろいろな考えがあるので、少し主観的な意見を書いてみます。(※あくまで投資歴15年の筆者の主観です。株の予想に絶対はありませんので参考の1つとして読んでみてください)

このページの内容

結論は買いのチャンス、だけど・・・

結論から言うと、コロナショックによる下落は買いのチャンスと見ています。

しかし

「すごく下がったから今すぐ買っとこう」という安易な話ではありません。

今まさに買い時というよりは、いつ終わるかわからないこの下げの期間の後がチャンスという話ですね。安く買えるチャンスが来る前の段階だと思っています。

ただ、今ここでどう動くかで、実際に買い時のチャンスが来た時に出せる利益に大きな差が出てくると思っています。

特に今回の下げは、株を持っていた人には大打撃ですが、長期的に見れば安く買うチャンスもやってくると予想できます。ダメージを受けてない人にはチャンスだけ来るということですね。

でも、そのチャンスが来た時に、始めたばかりの初心者と経験者とではどちらが利益を上げやすいでしょうか?

未経験の人はチャンスのときに備えて何かしておいたほうがよさそうな気がしますね。

今のうちに初心者は超少額(数百円とかポイント投資くらい)で買って経験を積んでおくとよいと思います。

ネオモバ(SBIネオモバイル証券)というところなら1株ずつ買えるので、数百円で大企業の株主になれたりします。Tポイントでも株が買えますよ。

 

そして経験者、特に今回の下げで損した人は少し離れて待ったほうがいいと思っています(「取り返そう」とするときの心理状態が一番危ない)。

今はめったに経験できないような珍しい相場なので、経験者でも経験値アップのために少額で楽しむのもありだとは思いますけどね。

あくまで経験値や楽しむために、体験価値を買う、勉強代や体験代として本を買ったり遊園地の入場料程度のお金を元手として用意してこの相場を体験する感じですね。知識も大事ですが経験はもっと大事ですからね。

まあ、今はそういう気になれない人も多いかもしれませんが、今回の心理状態を思い出したうえで、「今売買したらどういう感情になるか」を超少額で試して買い場に備えておく。

数年後には、今でいう「リーマンショック相場の経験者で今も株やってます」という人のような猛者感が出ているかもしれません笑。

ネオモバ(SBIネオモバイル証券)は単元未満株の中では手数料も安いですよ。

日興フロッギーなら株価が高い銘柄でも100円単位で買えます。

 

まとめると・・・

 

ここまで、「チャンスが来そうだ」という前提で話していますが、今の状況でなぜチャンスが来そうなのか?

ここからはその理由を説明しようと思います。

当サイトは株の初心者向けのサイトなので、「このことを知っていないとわからない」という前提部分を、これから株を始める人や初心者のかたを対象に少し説明します。

経験者の方にとっては知ってることかもしれないのでもう閉じてくださっても結構ですし、復習のために読んでいただいても結構です。(意外とちゃんと知らない人も多いので)

株価が動く理由(人の心理・お金の流れ)を正しく理解しよう

まずはじめに、株価の動きとその原因や人の心理・お金の流れの話を前提条件として知っておきましょう。

企業の株価には計算で出せる今の合理的な理論値の株価があります。

ここまでは「事実」で、ここに「今後の予想」などの不確定なものが入ってきます。今後の事業展開や経済的な状況などから上がるか下がるかを予想します。

実際の株価は人の売買で決まるので、買う人が多ければ上がり、売る人が多ければ下がる。つまり、売買する人たちの予想や心理が株価に大きく影響しています。

  • 理論値より株価が高ければ割高(事実)
    だけど今後伸びそうだから買おう(予想・人の心理が入る)
  • 理論値より株価が安ければ割安(事実)
    だけど業績悪そうだから売ろう(予想・人の心理が入る)

実際の株価には予想が入るので、人の心理の影響が大きく、合理的に動くわけではないんです。(ここに儲けのヒントがありそうな気がしますよね)

だから、本来なら上がってもおかしくないはずなのに、例えば何かの間違ったニュースなどでみんなが「下がる」と思ったら売られて下がることもあります。(その場合は誤解が解けたら元に戻りやすいです)

人によって知っている情報は違うし、どのくらいの期間で考えているか(短期か長期か)も違う、投資の知識や経験、世界情勢や地政学に関する知識、業種に関する知識、企業の内情、人間の心理に詳しいか、自由に売買できるかルールが決まっているかなど、いろいろな考えや心理が入り乱れます。

私たち個人投資家の心理や思考でいえば

  • 「ここの優待がほしい」
  • 「配当利回りが高い」
  • 「ここの株主になりたい」
  • 「雑誌に上がると書いてあった」
  • 「値上がりランキングに出て来た」
  • 「チャートで上げサインが出た」

などが多いパターンですね。しっかり分析する人からなんとなく買う人、短期的な利益が目的の人から長期投資の人まで、いろいろな人の心理が入り乱れます。

そこに、全体的なお金の流れも関わってきます。

世界中のお金が「株式」に集まっているのか、他の投資、例えば不動産や先物などや、国債などの安全資産に流れたり、キャッシュとして手元に置いておかれているのか。

ようは人の考え方によってお金の流れも変わってきます

  • 株は調子悪そうだから今は株はやめておこう(株式市場から資金が逃げる)
  • 株が調子良さそうだから買ってみよう(株式市場に資金が入ってくる)
  • 株で損したからもうやめよう(株式市場から資金が逃げる)
  • 株で儲かったからもっと資金を増やそう(株式市場に資金が入ってくる)
  • 不動産が株よりも上がりそうだから株を売って不動産を買おう(株式市場から資金が逃げる)
  • 不動産が下がりそうだからマンション売って株に投資しよう(株式市場に資金が入ってくる)

億・兆という単位の莫大なお金を動かしている機関投資家や資産家もいれば、小さいお金だけど何万人もいる個人投資家まで、いろんな人のお金が動いています。

理論値・状況・人の心理・お金の流れ、これらによって株価は常に上下しますし、それぞれが影響し合っています。そしてその状況は短期的?長期的?どのくらいのスパンなのかという時間の問題もあります。

そう考えるとそもそも予想するのって難しいですよね。

ただ・・・比較的「予想がしやすい状況」もまれに起こるんです。
それが今のような状況なんですね。

ここまでが初心者のかたに知っておいてもらいたかった前提の話(株価の動きとその原因や人の心理の話)でした。

ここからが今の状況の話です。

混乱した時は株価が一気に大きく動きやすい

「混乱したときはみんなが同じことを考えて一定の方向に一気に動きやすい」
というパターンがあります。

今のようにみんなが「やばい!下がる!やばい!」ってなったらみんな慌てて売る(株価は下がる)

その下がった株を持っていた人は大変です。

一気に下がるから値動きを見て「なんだこれ!やばい!」って売る人が増えてさらに売られる。

もちろん冷静に見ている人も居ますが、そういう人でも「あ、みんな混乱して売るだろうな」と思えば、その下げにつられて自分も損しないように、後で買い戻す前提でいったん売っておきます。

そうやって、混乱時は「冷静な人も混乱した人もどちらも売る状況」になります。

そこで、その株を持っていなくて外から見ていた人にとっては

となるのですが、ただこれが普通の時だと、なんで下がったのかわからないんですね。

何か自分の知らない情報があって下げているのか、それともただここの株を買っていた人たちが混乱しているだけなのか、それがわからないというのがあります。

原因がわかっていて下がりすぎの株は見つけたらチャンス

ただし、原因がわかっていて下がりすぎの株というのは、見つけたらチャンスなんです。

「この下げにつられて下がったけど、ここは関係ないよね」とか「下がるのわかるけど、あきらかに下がりすぎだよね」というように、下がった原因がはっきりしていれば株価が戻る可能性も高いわけですからね。

そして、今回のコロナショックに関してはわかりやすいですよね。

安易に全部が全部コロナの影響で売られて下がったものではないし、経済的な状況で下がるということもありますが、そこを考えてもなおコロナの影響で「売られすぎ」というものが非常に多いです。

ということが起きています。

今はみんなが「下がる下がる」って焦っている時期ですね。

たしかにコロナの影響で経済がストップした「経済的ダメージ」は甚大です。
だから、株価が下がるのも理論上正しいし、今後さらに下がる可能性もあります。

でも、それ以上に下がってる下がりすぎのところも多いんです。

そして、そういう状況の後は反動が起こります。

反動が起こるときの投資家の心理

こういう状況のときって

という心理も多くの人に働きます。下げている時期にそういう感情がどんどん溜まっていきます。

そこに、それを止めている「まだまだ下がるんじゃないか?」という不安のブレーキが外れるとお金は株式市場に戻ってきます

溜まっていた感情が「よし来た!」と流れ込んでくるんですね。

そうなったときがチャンスですね。

そうやって株価が回復し出すとまた「株ブーム」のようなものが起こってきます。安い株がたくさんある状況ですからね。ブームが起きればたくさんのお金が株式市場に流れ込んできて、株価が上がりだします。

株は安い時に買って高く売るのが儲けの鉄則

そうは言ってもそもそも安く買うのが難しいのですが、こういう事態の後にというのは安い株がたくさんある状況ですからね。

でも、ブームになってからでは遅いんです。

ブームになった時点ですでに見つけやすい安い株は多くの人が買っていてけっこう株価が上がってしまっていることが多いです。

しかもそれを知ってから行動できるまでにも時間がかかります。なにごとも最初っていろいろためらったりわからないことが多くてスムーズに行動できない事が多いですからね。

「本当かな?」という不安でしばらく動けなかったり、口座開設が面倒で先延ばしにしてしまったり。そもそも口座開設するのに数日かかります。

そういう間にも、見つけやすい安い株はどんどん上がっていってしまいます。

今から口座だけでも持っておけば、準備の日数は終わらせておけますね。

投資では経験が利益に大きな影響を与える

投資は経験が大事です。まあ初心者とベテランが全然違うのは投資にかぎらず何でも同じですよね。

特に投資で長期的に考えたときには「損する経験」も大事なんです。

なぜかというと、何度も売買を繰り返すなら100%勝ち続けるというのは現実的ではなく、損したときにどういう反応をするかが大きな差になってきます。

損をいかに小さく抑えられるか、パニックになったり取り返そうと焦って間違った判断をせず、冷静に次の行動を決められるか。

損したときの自分の心理状態を知っておくことで、それをわかったうえで戦略を考えることができます。

自分の心理状態を観察しておく。

なんていうのは体験してはじめて気づくんです。

冷静なときに考えても「冷静な判断ができないやつなんてバカだな」「俺はそんな風にならないよ」とか思ってしまうんですよね。同じように株を持ってて急に下がったら自分も同じ行動をしてしまうのに。

多くの人は、それに気づいたと同時に再起不能になってしまうんです(もう資金がないとか、心理的ダメージが大きすぎてもう嫌になる)。

そうなった人たちが「株はギャンブル」とか言い出すんですよね。株がギャンブルなんじゃなくてその人が株でギャンブルしてしまっていただけだと思うのですが。

だから、お金が動いたときの自分の心理状態を数百円程度の「減っても痛くない金額」の投資で先に体験しておく。

そこで自分の心理状態をモニタリングしておく。「1000円だからよかったけど10万円だったら・・・」なんて思うんです。

上げ相場が始まってからちゃんと利益確定できるように。次に下げの兆しが来た時に「自分は大丈夫」と過信せず離れられるように。

そうやって後の上げ相場に備えて、上げ相場でより多くの利益を出せるように経験を積んでおく、めったに経験できない相場、という意味では、今は買いどき(利益を上げるためではなく経験のためという意味で)とも言えますね。

初心者だからこそできる経験がある

実はこの超少額投資、すでに株の経験者の人に言っても難しいんです。

何十万・何百万と言う単位で投資することに慣れている人だと、もう100円200円の利益や損失は何とも感じなくなってしまっています。

でも初めて株を買う人にとっては、小さな金額でも実際にお金が動く経験てインパクトが大きいんですよね。

だから、小さな金額での運用がダイレクトに経験値になるうちに、そのくらいでも感情の動きが感じられるうちに、小さな金額でレベルを上げておく。

もちろん今の荒れている相場でやらなくてもいいのですが、こんな何十年に一度の相場はめったに経験できないですから、1000円くらいのちょっとしたアトラクションの入場料程度の金額で、「お金を払って体験する感覚」で今の相場を体験してみるのはありだと思いますよ。

いきなり儲けようではなく、「経験しよう、楽しもう、まずは体験学習」と考えると、こういう機会はめったにないですからね。

「ドルコスト均等法」という買いテクニックを使って、AIやIoTなどの将来性のありそうな業種の株を少しずつ買っていくというのもありだと思いますし、楽しみ方はいろいろです。

チャンスが来た時に「経験者」になっておく

初心者がいきなり大きな金額を突っ込んで、投資にまわせる安全資金が無くなってしまうというのは避けたいところです。

いくら上げ相場でもそこで下がるところだってあるし、株価が上がるときだって小さく上下しながら上がるので、売買するタイミングによっては上がっていっている株で損する事だってあります。(冷静に見れればなかなか無いことなのですが・・・)

コロナの不安や経済の混乱が落ち着いて、安い株がたくさんあって株が上がり出したタイミングで「経験者」として動けるといいですね。

下げも大きな値動きも経験済み、それも大きな心理的ダメージを負っていないから過剰な反応もしない、負けを取り返そうと焦っていない冷静な心理状態で動けると、非常に強いと思いますよ。

 

 

※逆に今回の下げで大きなダメージを負ってしまった人は、後に上げ相場が来たときに「今回の損失を一気に取り返そう」と焦ってポジション大きくしすぎたり、早く取り返したくて参入が早すぎたり、逆にビビって利確を小さくしすぎになりがちなので気をつけてください。

「自分はそういう状態かも」という前提で自分の心理状態も考慮して確認しながら戦略を立てたり随時見直して冷静に臨んだほうがいいかと思います。

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