資産運用にはいろいろな方法がありますが、その中の一つに外貨預金があります。
日本の銀行に預けていても金利が低くて、お金が増えていかないので、金利の高い外国の通貨で預金をするという方法ですね。
日本の金利はほぼゼロに近いのですが、国によっては金利が5%以上になるような金利の高い国もあります。
どうせ預けておくのならそのような金利の高い国にお金を預けた方がどんどん増えていくので良いですね。
しかし、ここで一つリスクがあります。
それは為替リスクです。
外貨預金には為替リスクがある
これは外国旅行に行った方やニュースをよく見る方ははわかると思いますが、日本円を外国のお金に換える時のレートというのは常に変動しています。
1ドル100円の時もあれば、1ドル80円の時も1ドル120の時もあります。なので円をドルに替える時期、そしてドルから円に戻す時期、そのタイミングによっては損をしてしまうこともあるし、逆に得をすることもあります。
リスクという言葉は悪いイメージがありますが、投資の世界では一般的にリスクというと不確定性のことを言います。リスクが大きい取引は大損することもあれば大きく得することもあり、リスクが小さい場合は大損することはない代わりに大きく得することもありません。
リスクの大きさ=大きな損をする可能性=大きく得する可能性
ということですね。
先ほどの為替リスクは損するとは限らず為替レートの変動によっては大きく得することもあります。(※外貨預金の場合、為替レートが良くなったときの利益は銀行に取られてしまい、金利分だけしか増えないこともあるので商品説明をよく読んで確認してくださいね)
つまり、金利の高い国ほど、為替が大きく動くリスクが大きいので、使い道が決まっているお金ではなく余裕資金で運用する必要があります。
そしてもう一つ、こちらは確実に損になる外貨預金のデメリットがあります。
外貨預金のデメリット:手数料が高すぎる
それは手数料が高すぎるという大きなデメリットがあります。
損するか得するかはわからない為替レートと違って、手数料は確実に払うことになるものです。
外国旅行に行った方は分かると思いますが外国の通貨にお金を変える時には手数料が発生しています。
実際は「手数料」という形でお金を取られるわけではなく、買うときと売るときのレートの違いで実質的に手数料を取られているんです。
例えば日本円を米ドルに替える時に、100ドルを買うのに123円かかったとします。これを100ドルを日本円に戻すときには118円になっていたりします。
為替が動いたわけではなく、同じタイミングで買うときと売る時の金額が違っているんですね。
この買いと売りのレートの差を「スプレッド」といいます。
このスプレッド(差額)が外貨を両替する時の実質的な手数料にあたります。
そして外貨預金はこのスプレッドが大きいというデメリットがあります。
例えば年利が5%の外貨預金だとして、スプレッドが5%以上になる商品などもあります。
そうなると、1年間経ってやっとプラスマイナスゼロになる計算になりますね。
1年間のうちに為替レートが変わるリスク、そして1年間で、他の事で運用していれば増やせたかもしれないという機会損失を取った上でプラスマイナスゼロです。
「スプレッドが小さければ良い商品なのになー」と思う外貨預金はたくさんあるわけです。
外貨預金ならFXのほうがマシという結論
そして、そのスプレッドの問題を解決するのがFXです。
FX は、高いレバレッジが掛けられるので危ないと言われたりしますが、それは高いレバレッジをかけた場合、また為替レートの動きの差額で儲けようとするトレードをした場合です。
為替レートの差額で儲けようとせず、レバレッジをかけずに金利だけをもらおうとするのならリスクは外貨預金と変わりません。
しかも、手数料(スプレッド)は外貨預金に比べて100分の1くらいに下がる場合もあります。
「え?100分の1?」って思うかもしれませんが、同じ国の通貨の取引をしているのにFXの場合はスプレッドが小さいのです。
これは銀行が昔から高いスプレッドで取引をしていて、大口の顧客(大企業とのビジネスの取引など)もあるのでそんなに下げたら利益が減ってしまうからできないというだけの話です。
なので、外貨預金をするのならFXでその国の通貨を買った方がはるかにお得です。
もちろん、自分をコントロールできない人はやめておいたほうがいいです。レバレッジをかけることはできてしまうので「ついやってしまう」という可能性が無いわけではないですからね。
あまり変なFX業者はやめたほうがいいですが、ある程度有名なFX業者でしたら問題ありません。