TOPIX(トピックス・東証株価指数)とは
TOPIX(トピックス・東証株価指数)とは、東証市場第一部上場全銘柄の時価総額が、基準日(1968年1月4日)の時価総額を100として、現在の時価総額がどのくらい増えた(減った)かということを通して、市場全体の株価の動きを表す指標です。
TOPIXは東証第一部上場銘柄のすべてを対象としているため、市場全体の動きを的確に示します。
TOPIXと日経平均株価の違い
日経平均株価は、基準となる銘柄の株価によって変動するため、株価の高い銘柄の影響を受けやすいという欠点があります。
例えば取引単位が1株で、株価10万円の株と、1000株単位で株価100円の株は資産価値は同じ10万円です。10万円の株が9万円に下がるのと、100円の株が90円に下がるのでは、1万円×1株=1万円と、10円×1000株=1万円と、論理的には同じ影響のはずです。
※2018年追記:現在は取引単位が全て100株に統一されました。
しかし、日経平均株価は”株価による指標”なので、10万円の株価が9万円に下がると、1万円の下落なので指標に大きな影響を与え、100円の株価が90円に下がっても10円の下落なので指標には小さな影響しかないというように、1株の株価によって指標に与える影響に非常に大きな差が出ます。
それに対し、TOPIXでは影響は同じなので、株価の大小ではなく、市場全体の動きを的確に表す指標と言えます。
簡単に日経平均株価とTOPIXの違いを言うと、TOPIXは時価総額の高い銘柄の影響を受けやすい指標、日経平均株価は株価の高い銘柄の影響を受けやすい指標となります。
TOPIXの計算方法
TOPIXは、以下の計算式で算出します。
現在の全上場株式の時価総額 ÷ 基準日の全上場株式の時価総額 × 100
※時価総額とは、その企業の株式を丸ごと買ったときの値段を表し、計算式は「株価×発行済み株式数」となります。
TOPIXのメリット
- 東京証券取引所に上場されている全銘柄を対象にしている
- 株式数が少なく株価の高い銘柄の影響を受けにくい
TOPIXのデメリット
- 株式数の多い大型株の影響を受けやすい
TOPIXの場合は、時価総額が大きい銘柄ほど、その銘柄の値動きがTOPIXの変動に与える影響が大きくなります。
最近では日経平均株価よりもTOPIXを見るという人も増えています。
日経平均株価もTOPIXも代表的で重要な株価指数なので、どちらかではなく両方の指標を参考にするよう株初心者のうちから意識しておくとよいでしょう。
使える株式用語一覧
| アルファベット順 |
|---|
| BB(ブックビルディング) |
| EPS(一株当たり純利益) |
| ETF(上場投資信託) |
| HCG(ヘラクレス・グロース) |
| HCS(ヘラクレス・スタンダード) |
| IOC |
| IPO(新規公開株) |
| MBO |
| PER(株価収益率) |
| PTS |
| REIT(不動産投資信託) |
| TOPIX(東証株価指数) |


