動画で好きな選手の動きをイメージ+体幹トレーニングで無駄な動きが減りレギュラー選手に抜擢
女性 50代
バレーボール初心者で、無駄に動きすぎてしまって体力だけを使ってすぐに体力が消耗してしまっていました。
身体をどう動かしたら効率的に動けるのか?が課題で、基礎体力をつけるためにウォーキングや筋トレなどもしましたが、良かったのは身体を休める時間にバレーボールの試合のビデオを見ることでした。
憧れの選手の動画で動き方をイメージ
自分の憧れの選手の身体の動きをとにかく何度も見ます。そして練習の時にその身体の動きをイメージしながら自分も動いてみます。できない場合はその動きができるようになるまで何度も繰り返しました。
そうすると自分が今までいかに無駄な動きをしていたのかがわかります。
頭の中でイメージするトレーニングはどちらかというと好きで試合のビデオをよく見ているのでそれは苦にはならないのです。好きこそものの上手なれという感じです。
特に誰かからアドバイスとして言われたわけではないのですが、好きで見ていた試合のビデオや選手の動きを頭の中で再生できるくらい何度も見ているうちに、自分で同じように動きたい!という思いから、体幹を鍛えると良いのではないかと思うようになりました。
普段の生活にバランスボールで体幹を鍛えるトレーニングを取り入れる
無駄な動きをしないためには身体の体幹が強化されていないことに気づきましたので、そこに力を入れることにしました。普段からバランスボールを日常的に使って過ごすようにしました。椅子の代わりに座ったり、寝転がっているときに足を乗せたりして、体幹がブレないように鍛えていきました。
大きな筋肉を鍛えるのと違い身体の奥の方を細かく鍛えている感覚なのですが、結構キツイです。ですが自分でもに姿勢が変わって来たことに気づき、動きがスムーズになっていき、無駄な動きが少なくなっていくという実感を得られることができました。
筋トレするぞ!という気合いを入れなくてもトレーニングになりましたのでとても効率的でした。
試合でもレギュラーの選手として参加できるようになりました
しばらくすると練習試合などで無駄な動きが少なくなったために素早くレシーブができるようになり、試合でもレギュラーの選手として参加できるようになりました。
バレーボール初心者でしたので本当に初歩から始めましたので1年くらいかけて体幹を鍛えていったと思います。
1年をかけて基礎練習をしながら体幹を鍛えていくことで基礎体力も上げていきました。そうすることで無駄な動きがすくなくなり、俊敏にボールに反応し、対応できるようになっていったという感じです。あとは試合経験を積むことでだんだんとレギュラー選手といして声をかけていただけるようになっていったという感じです。
女子バレーの万年補欠から男性との練習でレギュラー選手に
女性 40代 小学生・中学生とバレーボールをやってました。劇的に変化できたきっかけは親戚のバレーの上手いお兄ちゃん!強くしてくれました!
私は、小学生四年生の時からジュニアバレーボールに所属していました。休みの日などを小学校の体育館に行って、みんなでバレーボールをする日々でした。しかし私はなかなか選手に選んでもらうこともできなくて、常に補欠の状態でたまに試合に出してもらうようなそんな感じでした。
自分がちゃんと練習しなかったのがいけないのですが、選ばれないから余計に嫌な気持ちで練習をすると言う悪循環になってしまっていたと思います。
しかし、私が変わるきっかけになったのが、親戚のお兄さんにバレーボールをしている人がいて、その人に教えてもらうようになってから劇的に変化したんです。
力の強い男性と練習をしていると・・・
男性なのでもちろん色々と手加減はしてくれますが、どんなに手加減しても男性なのでとても強い力でスパイクを打ってきたりします。
私の腕は真っ赤に腫れ上がり、赤い点々の内出血もすごいできてしまったんです。今までも練習で赤くなると言う事は普通にあるのですが、斑点ができるような内出血は初めてですごいびっくりしました。
しかし、そのお兄さんのレシーブやスパイクや男性の力を標準になってくると、同じ女の子と練習すると、とても球が遅く感じて、自分が成長しているって言うことがどんどんわかったんです。
ブレない体を作るトレーニングや有酸素運動を取り入れる
親戚のお兄さんは、体を鍛えることも大切と教えてくれました。なので、バレーボールとは全く関係ないような体を鍛えるトレーニングや有酸素運動やそういった基礎的なこともたくさんしました。
そうすることで、ブレない体を作ることができるんです。
小学校の終わりぐらいから中学生になってからもたまに練習相手になってくれていたのですが、その間に相当力をつけることができて、中学生の時は相当強かったです。
バレーボールのコツは、反復練習や何度も何度も練習すること、ボールと仲良くする、どれぐらいの力で角度でどれぐらいボールが飛ぶのか「感覚」でわかるようにします。それぐらいにならないとダメです。一瞬の隙で簡単に負けてしまいますから。
後は、スポーツは精神面もとても大切なので試合で負けた時などの気持ちの切り替え方など教えてもらいました。
試合で負けたときなどは、失敗を受け入れて、視点を変えるリフレーミングなどが大切です。その後しっかりと具体的な改善点を考えることですね。
楽しむなら同じレベルの人と、強くなりたいなら強い人を練習相手にする
大切だなと思ったことが、強い人を練習相手にすると言うことです。
同じようなレベルの人と練習を、いくら練習を重ねてもそのレベルから上がれることはできません。
同じレベルの人と練習するのはとても楽しいのですが、それだけで終わってしまいます。
アタックが上達したコツは「セッターへの良いトスの要求」から「自分がトスに合わせること」に意識を変えたこと
性別・女性、40代、バレーボール歴12年
小学生から始めたバレーボールですがレシーブの上達に対してアタックは一向に上達できない自分に嫌気がさしていました。
アタックは打ちたくない、決まらない。と自信がありませんでしたが、身長が高いこともありアタックを打つポジションにばかりまわされトスも上がってきます。ネットにかかるわアウトになるわ、ブロックにはとめられるわと全然得点を獲れずにいました。小学6年生の頃にはキャプテンに選ばれ身長だけでなんとかアタックが打てるようなりラッキーなポイントを獲っている状態でした。
しかし勝ち進むにつれ相手のレベルが上がると全く通用しないアタックのせいで負けてしまうことが度々ありました。キャプテンなのに情けない気持ちでいっぱいでした。
中学生でもバレーボールを続けることに決め、部活の練習後に自宅に帰るとバレーボールの世界大会のテレビ放送がありました。そこで劇的にアタックのポイントや参考にすべき点がわかり翌日の練習からプロの技をまねることで格段と上達することができました。自分の何がいけなかったのかがようやくわかりました。
プロの試合を見て、自分がトスにタイミングを合わせる意識へ
プロの試合を見て自分が間違えていたことに気づきました。トスが悪い。セッターに良いトスばかりを要求してきましたが、その考えが間違えていたのです。プロの試合を見るとどんなに乱れたトスでもアタッカーは合わせて飛びアタックを決めます。
自分に足りなかったのはトスに合わせるタイミングなのだと気づいてからはアタックのコツがようやくつかめてきました。
常にタイミングを意識して飛ぶことを心掛けていました。何がいけないかわかって意識し始めて半年ほどで徐々にトスにタイミングをあわせるコツがわかってきました。
その後もプロの試合をテレビで見てタイミングを合わせるためのステップや腕や膝の使い方などを参考にしていました。もちろんタイミングが合わない時もあり、ネットにかかる前からこれは決まらないアタックだと自分でわかるようになり改善する方法が見えてきました。
コツをつかんだ事でセッターにも良いコミュニケーションをとることができるようになりチーム全体の雰囲気がよくなりました。中学三年生の頃には県大会に出場できるレベルになりました。
私にとってコツをつかめたきっかけはプロの技を真似することです。見て学ぶそして実践する。練習や改善を重ね上達すると思います。
強みのないオールマイティプレイヤーから狙って点を取るサーブという武器を手に入れる
女・20代・バレーボール学生の頃に7年
私はオールマイティプレイヤーと言われていました。それは良い言葉に聞こえるかもしれませんが、何かがずば抜けているわけではなく全てが70点だったので、私にとっては嬉しい言葉ではありませんでした。
そこで、「サーブ」を武器にしようと思いました。どう武器にするかというと、力で点を取るのではなく狙って点を取るサーブです。これは、相手コートまでの距離感がないとできないことで、父にお願いして体育館を借り、ひたすら距離感を覚えるためにサーブを打ったのを覚えてます。
そうすることで少し力を抜けば前に落としたり、無回転でスッと奥に押すように打てば角を狙えたりできるようになりました。サーブを打つときは基本的に打ち始める場所を変える人はいません。それもやめて、自分の持ってる無回転サーブを相手から読まれないためにどの場所から打っても狙えるように何度も練習しました。
これは、慣れるためにひたすら練習することが大事でした。サーブだけではなくスパイクも身長が低いなりに努力しました。
私はアドレナリンが出ると相手ブロックが見えるタイプで、それを活かすためにストレートを止めにきたらクラスに打つ、クラスを止めにきたらストレートに打つ、たった2つを見て・意識してできるようになるまで打つ。そうすることでどれだけ身長の高いブロックがきても、打ち抜けたりブロックが弾いたり気持ちよかったです。
無回転サーブのコントロールを高めるコツ
無回転サーブは手のひらをピンっと張り、打つ瞬間にグッと押すように力を入れるのですが、それだけを意識しても変な方向に飛んでいきます。なので私は初めは、飛ばしたい方向にわざと手を持っていくようにしていました。打った後もその方向に手を残す。これだけで高確率で打ちたい方向に狙えるようになりました。これをひたすらひたすら練習して慣れるまで打ちまくりました。
方向感覚が掴めたら、距離感を掴む練習をします。相手コートにコーンを置いて前に落とすにはどのくらいの力を抜けばいいか、逆に奥の角を狙うにはアウトにならない程度にどのくらい力を入れていいかを打って打ってなんどもなんども打って感覚をつかみました。これはコツというよりも感覚です。なのでもちろんミスもありますが確率を上げるためです。
スパイクも同じで打ちたい方向に手を残すのが1番手っ取り早かったです。相手にバレないためにスパイクに入る角度は一定にして打つ方向だけ手の向きで変えます。
ただ練習をするのではなく感覚を掴む練習
正直、スポーツは練習あるのみだと思いますが、ただ練習をするのではなく自分の磨きたいものを慣れるまで・感覚を掴むまでやるのが練習だと思います。1〜2回じゃうまくいきませんし100回〜200回は当たり前です。私ができるようになったのはバレーボールを初めて3年後でした。